サマソニアン | WE LOVE SUMMER SONIC FESTIVAL.

サマソニ2012:8/17 エミネムのライブレポ

さて、サマソニ2012が終わって一週間経ちました。
(これ書いてるのは8/24)

今年は色々ご配慮いただき、サマソニ前後に忙しいお仕事はなかったんですが、それでも帰ってきた直後はそこそこやることがあり、疲れもあり、すぐにレポを書いたりはできませんでした。ようやく時間とれそうなのでガーッと書いていきます。

17日エミネムライブレポ、レポ1日目行動レポ、レポ1日目ライブレポ、レポ2日目行動レポ、レポ2日目ライブレポ、まとめ、という感じで書いていきます。記事を書いた日付はその日にあわせてしまう(17日のレポは2012-8-17に書いたことになります)ので若干不自然になりますが、気にしないように。

まず先週の金曜日、エミネムのライブレポから。
そもそもエミネムは単独ライブであって、サマソニと関係ないんですが、僕の中ではビーチボーイズからエミネム、ソニマニ、サマソニまではつながってるという認識ですw

当日、今年はご理解が進みすぎて全く余裕の状態で出発w
関係者のみなさんありがとうございます!

17時半からオープニングアクトとしてスローターハウスのライブがあるので、15時半くらいには家をでました。
17時前について軽く食事。いつものように立ち食いそば。
幕張は風が強くて、雨が降りそうでした。

17時半ちょっと前に入場。ゴールデンサークルなので、アリーナのいい位置という感じでしょうか。ここでマリンにモニタがついてることに気づきました(いつもはステージ上部のみ)。これは今までなんでつけてなかったんだろう?マリンは風強いからかな。板状じゃなくて、反対側透けてるから風通すのかな、などと考えつつ待っていました。

大分スケジュール押してましたが、これは客入り的なものも関係あるのかな…
客入りはかなり寂しかったです。スタンドからみてないので分かりませんが、感覚的には1万人数千人くらいでしょうか。アリーナはそこそこ埋まってましたが、スタンドはかなり寂しい感じでした。
これは多分今のエミネムが知られていない結果だと思います。
直前になって某雑誌が煽ってましたが、知らない人に急にああいう煽り方をしても多分伝わらないと思うな…
ただ、今のエミネムをみた方がいいというのは完全に同意でした。
あまり詳しくないんですけど、一応僕が今のエミネムのライブを観たかった理由を少々書いておきます。

2010年頃、たまたまニコ動かなにかでJay-Zの動画をサマソニ関連でみた時に、Jay-Z feat. EminemのRenegadeのライブをみて、あれ?エミネムってこんな感じだったっけ?となり、何回も再生しました。モノトーンですっきりした格好になってからのエミネムはラップスキル、声が強調されていて、超絶うまい生バンドの演奏と調和し、圧倒的存在感を見せつけていました。

今のエミネムが昔と違うところが一番わかりやすいのはyoutubeとかでどんなものか観てみることですが、公式ではないので一応リンクは貼りません(2005のNew Yorkと2011のMontrealがすぐ見つかると思いますが、あまりの違いに笑えますw)。

エミネムのライブ映像をそれほど観たことがあるわけではないですが、Recovery以前はショウのイメージが強いです。DJが曲をかけて、衣装を変えたり、セットも凝ったり、ライブ前後の映像も含めて一つのショウとして完結するような作りです。Recovery以後はライブのイメージが強いです。生バンドが演奏して、エミネムはすっきりした格好で衣装も変えず(上着脱いだり、Tシャツ着替えたりするくらい)、セットも生バンドが映えるようなシンプルなものになってます。

また、身体を絞り摂生することで、動きもラップもキレキレです。曲も短くタイトにして、だれることなく、ただでさえ濃い内容の歌詞をすさまじいエネルギーで叩き付けてくる感じのライブです。

今のエミネムは心身共に充実していて、カリスマ性、ラップスキル、曲、歌詞の濃さ、リアル性、エネルギーなど、エミネムのもつ魅力のすべてが最大に発揮されている状態じゃないかと思います。00年代一番売れた人の最高の状態を一度観てみたかった、というのが今回のライブを観たかった理由です。

脱線が長過ぎなので、そろそろライブレポに戻りますw

Slaughterhouse(40分:全部)
スローターハウスに関しては、元々観れないと思っていたのであまり予習をしていきませんでした…
Bad Meets Evilでエミネムと組んでいるRoyceがいるグループ、ということと、数曲軽くyoutubeで観ていっただけです。
あまりこちらが曲を知らないことを見越したのか、元々そうなのかは分かりませんが、英語がわからなくても楽しめるようなライブをしてくれました。


Microphoneはやってた。
My Lifeもやってたはず。だけどもう記憶にない…

Eminem(90分:全部)
スローターハウスのライブが終わってからまた長いこと待たされました。多分1時間近くは待ったところで照明が落ち、モニタに文字が映し出されます。これは定番の演出なんだけど、今回ちゃんと日本語に訳されてました。見た目的に英語をそのまま日本語にしているので、できればもう少し凝ってほしかったけども、このメッセージはそれほど伝えることが大事、ということなんでしょうね。
エミネム登場とともに、前へと押される。20列目くらい?のとこにいたんですが、どんどん押される。僕は身体が細く、つぶされると辛いため、隙間から隙間へと移動。しているうちに気づけば前から2列目!
押されて良かった。痩せてて良かった。
押しくらまんじゅう状態ですが、エミネムは表情まで見えます。
ライブはイントロからWon’t Back Down。歓声もすごいけど、それでも通るエミネムの声もすごい。
すげーすげーと見入ってるうちに1分ずつくらいでタイトに曲をどんどん畳み掛けてきます。
Kill You辺りで落ち着き、居場所を確保できました。
曲終わりで少し休憩。

Mr.Porter(エミネムと一緒にいるもう一人のMC)がなかなかいい味出してておもしろかったです。ちゃんと「トウキョウー!チバー!」と言ってましたw
そのあと、「Recoveryもってるやつどんくらいいるー!」というんだけど、英語がわからなくて反応が、お、おう、って感じになるのをみて、ハウメニー…ピープル…みたいにゆっくり単語を区切って発音してくれる。優しい。
いっぱい手が挙がったのをみて、No Love。

この曲では速くて滑舌がよく届いてくるラップが繰り出されます。
イジメ許さない、の歌ですね。
数曲続いて、The Way I Am大合唱。

続いてBad Meets Evilコーナー。
Fast Laneから、Lighters

ライターは持ってないのでケータイを掲げました。
そして、AirPlanes。
夜空を飛ぶ飛行機を流れ星ってことにしてもいいかな?すぐ願い事できるのに、という歌です。
ロマンチックつながりですねw
そして曲終わりでつながるのがStan
ぎゃぁーーーーーーー!うがーーーー!と、悲鳴のような歓声があがります。トウキョウ、というところではまた、ああああーーー!ひゃあああーーーー!
そしてSing For The MomentからLike Toy Soldiers
僕はLike Toy Soldiersがとても好きでして、しっかり合唱させていただきました。すでに声はでませんがw
数曲はさんで、Love The Way You Lie。

リアーナはでてきませんでしたが(無理w)、女性パートは女性歌ってくれよな、みたいな感じでこれはこれで女性ファンは嬉しかったんじゃないでしょうか。

そしてみんなが息をのむI Need a Doctor
果たして今来日中のDr. Dreはでてくるのか!?
日本でいうとなんでしょう。安室ちゃんのライブみてて小室さんがでてくるか?みたいなものでしょうかw
期待の高まる中、何事もなく終わり、会場に向けて「なんだよ俺たちだけだぜ、文句ある?」的なことをいってたと思うw
「1,2,3でF○○kって言ってくれ」とか「いやーホームって感じだぜ」とか和んだところで「ヒップホップ好きなやつはどれくらいいる?」「おおおー」「じゃあ少しだけ昔に戻るぜ!」と言ってMy Name Is
Shadyコーナーが始まります。昔のなんでもディスりまくっていたころのエミネムの人格に戻るってことですね。
ところが、My Name Isの途中で最初の1分くらいで「Dr.Dre said」の箇所にさしかかったとき、Dr.Dre said…Dre said…Dre said…??となり、The Next Episodeのイントロが鳴り、スクリーンにDR. DREの文字が映し出されます。
会場大歓声!Dr. Dre登場ー!
The Next EpisodeForgot About Dreを披露し、最後の見せ場をエミネムが締め、Dr. Dre退場ー。やっぱこの人もはんぱない存在感。

少しインターバル入れてメッセージからNot Afraid。

ここで一旦ライブは終了となり、アンコール。
アンコールはもちろん、Lose Yourself。
当たり前のように特大の盛り上がりをみせ、ライブは終了。
いやー濃密でタイトな、いいライブでした。
1時間半だったけど、とてもそうは思えないほど長く感じました。

2005年頃の薬物中毒で無駄に筋肉をつけ華美な服装の状態ではなく、薬も抜け身体をしぼりシンプルな服装で素の状態で出てくることを恐れなくなったエミネム。曲も構成もタイトに絞り上げ、アスリートが競技をしているような引き締まったかっこよさがありました。
また、Mr.Porterとのやりとりで笑顔を見せるところもあったので、エミネム自身も楽しめたんじゃないかなと思ってます。

帰りはお腹いっぱいな感じの疲労感を感じつつ、21時過ぎに幕張本郷。23時くらいには家に着き、お風呂に入りながら、サマソニの体力大丈夫かなと思ってました( ; ´∀`)

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